焼入れ焼き戻し炉のラインに機工報を導入
「機工報」を自動車部品の製造、販売メーカー A社様に納入しました。
A社様では、焼入れ焼き戻し炉のラインでの熱処理工程でコンベアチェーンの破断、チェーン交換、
運用を継続した結果、コンベアが故障し、損失金が発生しました。
原因を分析するにも、PLCから取得した機器のデータがありましたが、膨大で複雑な生データを
手動で分析するのは困難でした。
「機工報」は、生データの特徴を可視化、外れ値を検出、過去データで運用シミュレーションし、
分析結果の報告書を自動生成にすることで、これらを直感的な操作で実現できます。
チェーン破断時には、コンベアのモーター負荷が上昇します。
「機工報」を導入すると、いつもと違う電流値の変化を捉えることで、故障予兆を検出します。
故障が発生したコンベア電流値を「機工報」でシミュレーションした結果、故障の半年以上前に、
予防保全できた可能性があることが分かりました。
現在、A社様では50項目のセンサーデータを「機工報」で一括して予防診断しています。
このようにラインの急停止は、完成品の生産計画に影響しますので、人が健康診断をするように、
機械も予防診断が必要です。「機工報」は大規模な修理や製造ライン停止などによる
損失を未然に防ぐためのソフトです。
「機工報」の詳細については弊社の企業情報サイトをご覧ください!
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